和歌山県の宝「南葵音楽文庫」がつなぐ、私たちと世界。
15日(土)午後、県立図書館メディアアートホールにて開催された第3回高校生のための和歌山未来塾に、本校から1年生23名2年生15名、計38名が参加しました。
この日は、慶應義塾大学名誉教授・美山良夫先生による「西洋音楽を日本に~徳川頼貞 音楽のためにささげた半生~」と題してのご講演。紀州徳川家第16代当主・徳川頼貞が大正時代に私財を投じて蒐集した貴重な西洋音楽の資料の数々が南葵音楽文庫として和歌山に「里帰り」(2017年から県立図書館でその一部が公開されています)。この南葵音楽文庫の貴重な資料のデジタル化を中心的に推進されてきた美山先生から、数奇とも言える頼貞の半生や貴重なコレクションの紹介をはじめ、貴重な資料を世界に伝えていくことの貢献価値についても、わかりやすくお話をいただきました。
また、講演の途中、南葵音楽文庫所蔵の楽譜をもとに、本校の川口 拓音君1A(バイオリン)と土橋小乃花さん1A(ピアノ)がワーグナー作曲「双頭の鷲の旗の下で」を、また垣本 和佑君1A(バイオリン)と同じく土橋さん(ピアノ)がシモネッティ作曲「マドリカル」をそれぞれ生演奏で披露。当時の貴重な資料が現在にもしっかりと受け継がれていることを表現力豊かに体現してくれました。
最後に、美山先生ご自身のライフスタイルを頼貞のそれと重ね合わせつつ、「和歌山の宝」とも言えるこの貴重な資料は過去や世界への「窓」であり、それに触れることで未来に対する学びを深めていってほいいというメッセージを参加者全員にいただきました。

南葵音楽文庫の世界的価値を享受できました。

川口君・土橋さんによる「双頭の鷲の旗の下で」

垣本君・土橋さんによる「マドリカル」