80年の時を経ても色あせない「友情と絆」
80年前のベルリンオリンピックでの「友情のメダル」で有名な、本校OB西田修平氏と西舞鶴高校OB大江季雄氏の友情を記念し、両校によるクラブ交流会を12月10(土)本校にて開催します。交流クラブは、陸上競技、男子バスケットボール、卓球、ソフトテニスの4部です。
西田修平氏は、昭和2年に和歌山中学校(現在の本校)卒業後、織田幹雄氏(三段跳びで日本人初の金メダリストとなり、「陸上の神様」と呼ばれた)にあこがれ、早稲田大学に進学。棒高跳びのエキスパートとして知られるようになり、在学中に出場したロサンゼルスオリンピックでは銀メダルを獲得しました。
大学卒業後の日立製作所で、ベルリオンオリンピックに連続出場、当時慶應義塾大学・大江季雄選手(舞鶴中学校[現在の京都府立西舞鶴高校]卒業)と長時間にわたる激戦の末、ともに4m25cmの同記録で2位に並びましたが、先にクリアした年長の西田選手を2位、大江選手を3位として届け出、これが公式記録として認められました。
帰国後、2人は銀・銅のメダルを二つに割ってつなぎ合わせたメダルを作り、お互いの健闘を称え合いました。このエピソードは「友情のメダル」として道徳の教科書にも採用されるほど有名になり、現在も語り継がれています。
ベルリン大会からちょうど80年目にあたる今年4月、全国高等学校校長協議会総会での発表の中で、本校岸田校長がこのエピソードに触れた際、大江氏の母校である西舞鶴高校・長島校長のお耳にとまり、偶然にも両校の歴史的関係が80年の時を経て浮かび上がりました。これをきっかけにして、西田・大江両氏の母校の現役生によるクラブ交流会が初めて実現する運びとなりました。

「友情のメダル」(本校HPより)

ベルリン大会の表彰式(西舞鶴高校玄関に展示)

大江季雄氏の銅像(西舞鶴高校内)
