二日目(13日)
2年生展示アトラクション
2年生は二日間に渡り、各HR教室をベースサイトにした展示アトラクション展開。各クラスとも人気キャラクターを巧みに取り込んでテーマ化し、段ボールの壁等で細分化した教室の小ブース(4~5)にアイデアを凝らした体験型ゲームを投入するというのが定番スタイルです。どのクラスもセットの「作り込み感」が半端なく、さらに各ブースのナビゲーター役のキャストの「のり」や「サービス」の質も高く、「自分たち自身が大いに楽しみながら、ゲストも大いに楽しませる」というきわめて現代的な盛り上がりを見せていました。2棟2階はエントリー待ちの生徒が数珠つなぎ状態であふれかえり、今年も終日かなりな人口密度で「アミューズメントストリート」化していました。(待ち時間1時間のクラスも)また3種類のオリジナル短編映画制作・上映で「展示の部優秀賞」を射止めた2Fのいわゆる「シネマ」スタイルも、桐蔭らしく受け継がれています。





演劇部公演「キャンバスの向こう側」
高校の美術部を舞台に繰り広げられる高校生の成長物語。今回も3人という限られたキャストながら、池原詩織さん(2A)、戸津井尚杜君(2A)、中嶋菊七さん(1B)が丁寧に演じ切りました。


箏曲部コンサート
アニメや映画でなじみのある新旧のメロディーが、琴によって改めてやわらかく、あるいは激しく生命を吹き込まれ、新しい世界観を創出してくれていました。あでやかな浴衣に身を包んだ部員達は、県大会準優勝の実力を遺憾なく発揮、自信に満ちあふれた演奏でオーディエンスを楽しませてくれました。


エンディングセレモニー
ステージの部最優秀賞受賞記念再演
1年B組「フランス自分革命」
冴えない学校生活を送る主人公(西岡広人君)が、神様(新谷颯汰君・なぜか関西弁)の導きにより、革命前夜のフランスにタイムスリップ。革命運動リーダーの少女(高岸優希さん)との出会いを通じ劇的に成長を遂げていくという、かなり大味ながらも、桐蔭版「レ・ミゼラブル」とでもいうべき正統派路線を突き詰めた大作。クライマックスの「民衆の歌」が「桐蔭の力」として体育館に共鳴しているかのようでした。練習量も「半端なかった」そうで、内進クラスのチームワークと底力をまじまじと見せつけるすばらしい結果となりました。


続く放送局映像作品上映「食堂のおばちゃん」は、「カッパ」の空想ドラマシリーズから一転、桐蔭の食の拠り所、「生徒ホール」を題材に、密着取材を敢行し完成にこじつけたという放送局渾身のドキュメンタリー。NHK杯や全国総文祭出展作品であり、巧みな編集技術やテロップ挿入の「妙」はもちろんのこと、ホールでお世話いただく皆様や、ホールの味をこよなく愛してきた本校出身の先生方、現役の生徒たちなどへのインタビューを通して各「人間味」を引き出しつつ、「私たちの学校生活を支えてくれている方々」をしっかりと描き出した力作でした。文化祭二日間の最終演目としてふさわしい「締め」となりました。


続いて審査結果の発表があり、(本年度は以下のような結果となりました)各部門最優秀クラスの表彰が行われました。閉会にあたり、校長先生からは「こだわりと誇りをもって取り組んだ質の高い文化祭」で得た力を次の課題にもぶつけてほしいこと、献身的に文化祭企画、運営にあたってくれた生徒会や実行委員さんへの労いの言葉などが述べられました。また、文化祭実行委員長猿棒君、中高生徒会長垣内さん、水野さんの締めのあいさつでは、「突発的にマイクが入らない」ことがすでに想定されていたかのような落ち着いた地声でのトラブル対応ぶりが印象的でした。


今年は桐蔭祭に向け、1学期から「文化祭縦割り大討論会」といった準備企画も導入するなど、リーダーとして、フォローワーとして、どのような役割をどのようにこなしていくか、文化祭という一種の「社会活動の場」で自分が組織やチームの中でどう機能していくか、それぞれの意見や思いをぶつけ合いながら、いかに合意形成していくかといった視点から取り組んできました。
一人ひとりが「学び」や「成長」を深めたり高めたりしつつ、心に刻み込まれる思い出深い文化祭になったことだと確信します。
「一致団結する」「限界を決めない」「徹底的に楽しむ」という3つの方針は来週体育大会へも当然継続されていきます。桐蔭祭後半を改めて「桐蔭らしく」乗り切っていきましょう。
なお、本年度文化祭には、初日536名、二日目212名、合わせて748名の保護者、OBの皆様にご来校、ご鑑賞いただきました。ありがとうございました。
審査結果
テーマ賞
3A「いっ祭、がっ祭、楽しみな祭」


※最上級生として桐蔭祭全体の方向性を打ち立ててくれました。
ステージ部門
最優秀賞 1B「フランス自分革命」
優秀賞 1A “A Daydream”
優秀賞 1D「崖っぷち監獄」


※1Bは文句なしの受賞。内進クラスの健闘が目立ちました。
展示部門
最優秀賞 2B「世界の果てまでイッテB」
優秀賞 2D “The Door of Dream”
優秀賞 2F「Fシネマ」


※「祭」という全体テーマに沿ったコンセプトが光っていました。
模擬店部門
最優秀賞 3E”3ickEy House”
優秀賞 3B「怪談レストラン served by 3B」
優秀賞 3G “Cars Land”


※トータルに一歩ぬきんでたクォリティが評価されました。
校長賞(ゴミ箱) 3G”Cars Land”


※結果にコミットした力作。音声発信とライトにこだわりあり。
ポスター部門
最優秀賞 3A”Bistro Neverland”
優秀賞 1F「大きな松の木の下で」
優秀賞 2D”The Door of Dream”


※昨今の桐蔭スタンダードとなりつつある3D仕様の力作です。